<東京6大学野球:立大5-4慶大>◇第1週最終日◇15日◇神宮

 慶大は逆転負けで勝ち点を落とした。1点リードで迎えた最終回、抑え役の山形晃平投手(4年=土佐)が連続四球を与えて1死満塁のピンチを招き、前日の2回戦でヒーローとなった明(みょう)大貴投手(3年=慶応)が直後に2点適時打を浴びた。

 開幕戦で勝ち点を落とすのは昨春、法大に引き分けたあと連敗して以来のこと。江藤省三監督(70)は「四球じゃ勝負にならない」と、ひとことだけ言い残し、厳しい表情で引き揚げた。