今夏の日米大学野球選手権大会(7月6日開幕、愛媛・松山ほか)に出場する大学日本代表選考合宿が21日、神奈川・平塚球場で始まった。

 第1日は雨の中9イニングの紅白戦を行い、白組が3-0で勝利した。

 白組先発のドラフト1位候補、国学院大・杉浦稔大投手(4年=帯広大谷)は2回2安打無失点と好投。9回にはドラフト候補の立正大・吉田裕太捕手(4年=日大三)がソロを放った。

 紅組は早大・有原航平投手(3年=広陵)が9投手の中で最速の153キロをマークした。

 大学日本代表監督を務める明大・善波達也監督(50)は「天候は悪かったですけど、さすが全国から集まった選手たち。選考に苦労しそうです」と、うれしい悲鳴を上げた。

 選考合宿には48選手が参加し、23日まで3日間の合宿で代表24人を選出する。