<神奈川大学野球:桐蔭横浜大3-2関東学院大>◇最終週第2日◇13日◇横浜

 桐蔭横浜大が逆転で3季連続6度目の優勝を決めた。1-2で迎えた8回1死二塁、6番西潟栄樹外野手(3年=成立学園)が119キロのスライダーを振り抜き、左中間を破る適時三塁打。続く打者が中堅へ犠飛を放ち、逆転のホームを踏むなど4打数2安打1打点1得点の活躍だった。

 前日まで自力優勝が消滅していたが、この日の1試合目で優勝の可能性があった横浜商大が敗戦。一転して勝てば優勝が決まるという大一番だった。

 斉藤博久監督(47)は「勝利の女神にそっぽを向かれるようなことをするなとは言い続けてきた。人事を尽くして天命を待った結果です」と逆転優勝を喜んだ。