<関西6大学野球:大商大5-0京産大>◇第7週3日目◇15日◇南港中央

 大商大が投打がかみあい、1992年秋以来の優勝を飾った。初回に相手の京産大・岩橋慶侍投手(4年=京都すばる)の立ち上がりを攻め、ドラフト候補の桂依央利(いおり)捕手(4年=太成学院大高)の適時打などで3点を先制。3回にも桂の適時打で4点目を奪い、7回に原貴保捕手(1年=同)の適時打でダメを押した。

 近藤大亮投手(4年=浪速)が6安打完封。優勝のかかった今節で1、3戦目を任され、連続完封のエースは「大事な試合を任され、本当にうれしかったんです。監督を胴上げしたかった。その思いがかないました」と声を弾ませた。