日本学生野球協会は13日、元プロ選手の学生野球資格回復研修会を開始した。期間は2日間で、計4度開催する。

 アマチュア側の初日となったこの日は、前慶大監督の江藤省三氏、東京国際大・古葉竹識監督のほか、小宮山悟氏、仁志敏久氏、高橋慶彦氏、大久保秀昭氏、石毛宏典氏、松沼博久氏、松沼雅之氏、八木沢荘六氏、宮本和知氏、若田部健一氏、安田猛氏、村上雅則氏らが受講した。

 同研修は、今年6月18日の日本学生野球協会理事会で承認されたプロ野球経験者(元プロ)が、学生野球の指導者になるための制度。これまで高校の指導者になるには教員免許を取得した上で2年間教壇に立つことが必要だったが、すべて撤廃。プロ側、アマ側が定める双方の研修を受講すれば指導が可能になった。すでにプロ側の研修は7月の東京から4度開催され、計491人が受講した。