<東都大学野球:駒大4-3亜大>◇第6週最終日◇10日◇神宮

 駒大が亜大に競り勝ち、01年秋以来の優勝に大きく前進した。

 3-3で迎えた5回、1死三塁と攻め、4番江越大賀中堅手(4年=長崎海星)が内野ゴロを放った間に1点を奪い、勝ち越した。この1点を先発の今永昇太投手(3年=北筑)が12三振を奪う力投で守り抜いた。

 7連覇に挑む亜大から勝ち点を奪い、これで勝ち点3。次週(14日から)の拓大戦に連勝して勝ち点を挙げ、中大が青学大に1敗すれば、優勝が決まる。西村亮監督(40)は「今永がいい仕事をしてくれた。優勝?

 2カード残している。まだまだです」と話した。