<明治神宮大会:駒大3-0明大>◇19日◇大学の部決勝◇神宮

 駒大が13年ぶり5度目の日本一に輝いた。

 先発の東野龍二投手(1年=履正社)が5回を無安打無失点に抑えると、6回から登板した来年のドラフト1位候補、エース今永昇太投手(3年=北筑)が、無失点で投げ切った。

 打線は6回2死三塁から、阪神3位の江越大賀外野手(4年=長崎海星)の遊ゴロが、一塁手の失策となり先制点を挙げた。

 優勝インタビューに立った西村亮監督(40)は「ありがとうございます。信じられないです。長い、長い13年間でしたが、いろいろな人の思いが詰まった優勝だと思います」と涙を浮かべた。

 エース今永は「本当に信じられないです。1年生の東野がチームにいい流れをつくってくれて、この試合を壊すわけにはいかないと思った」と感激した。