1日付で慶大の監督に就任した元近鉄の大久保秀昭新監督(45)が7日、横浜市内の慶大グラウンドで行われた桐蔭横浜大とのオープン戦で初采配を振り、3-1で勝利した。

 1-1の8回無死満塁で、来秋ドラフト1位候補の谷田成吾外野手(3年=慶応)が左前へ2点適時打を放って勝ち越しに成功。投手陣は4人を継投し2安打に抑えた。

 JX-ENEOS監督から母校に戻り、就任7日目にして初勝利を飾った大久保監督は「就任してから全員がそろうのは今日が初めて。活気があるし、よく声も出ていた」と、笑顔だった。