東京6大学野球リーグの慶大が21日、横浜市内の同大グラウンドで、社会人野球の強豪JR東日本とオープン戦を行い、1-5で敗れた。この時期では異例の実戦で、年内の練習を打ち上げた。

 新監督に就任した元近鉄の大久保秀昭新監督(45)は、JX-ENEOS監督時代に3度都市対抗で優勝。「走塁や守備への意識の高さなど、社会人トップチームの意識の違いを見習いなさい、と言っていました」と、敗戦の中で手応えを感じていた。

 3番手で登板したエース・加藤拓也投手(2年=慶応=2年)が2回無失点と好投したが、来秋ドラフト上位候補の「ヨシノブ2世」谷田成吾外野手(3年=慶応)は、4打数無安打に終わった。