ソフトB夢戦略、今年もドラフト目玉主義
ソフトバンクが、今秋ドラフトの1巡目候補として、近大・巽(たつみ)真悟投手(和歌山・新宮=4年)をリストアップしていることが24日、明らかになった。巽は最速149キロを誇る本格派右腕で、昨春の関西学生野球リーグではノーヒットノーランを達成し、1試合23奪三振の同リーグ記録も樹立。6月10日から開催された全日本大学選手権では近大のベスト4入りの原動力となり、7月にチェコで行われる世界大学選手権の日本代表メンバーにも選出された。
巽は今ドラフト候補でも注目選手の1人だけに、阪神、中日なども熱視線を送るが、ソフトバンクは「目玉主義」を今年も継承する。昨年の大学・社会人ドラフトでは、最多の6球団競合の末に大場を抽選で獲得。竹内COOは補強戦略について「強く、夢のあるチームをつくることが最高のファンサービスだと考えている。そのためにも実力のある、いい選手を獲得することが我々フロントの仕事」と語り、ドラフトでも目玉選手を果敢に指名する方針を打ち出している。
球団では「将来的な和製大砲」「投手」「捕手」を今後の補強ポイントとして検討している。そのほかの上位候補として、新日本石油・田沢純一投手(22)亜大・岩本貴裕外野手(4年)東洋大・大野奨太捕手(4年)らをリストアップしているが、現時点では巽を最上位で評価しているもようだ。今年のドラフトは、昨年までの高校生と大学社会人の分離ドラフト方式から、4年ぶりに一括開催に戻ることが決定している。夏の甲子園終了後にも編成会議を開き、1巡目指名選手を最終確認する見込みだ。
[2008年6月25日9時22分 紙面から]
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