日本ハム武田勝投手(30)が、1日の楽天とのリーグ最終戦(Kスタ宮城)の先発を任された。

 大一番を前にしても表情は変わらなかった。チームのCS進出を託された武田勝は「緊張はしていないです。後ろ(ブルペン)も、たくさんいるので心強いです」と完全燃焼を誓った。

 リベンジのマウンドになる。9月28日のロッテ戦(札幌ドーム)に3番手として中継ぎ登板したが、2安打を許し期待に応えられなかった。中2日で与えられた挽回(ばんかい)のチャンス。個人的にも期するものは大きい。

 ベンチは完全バックアップ体制を敷く。梨田監督は交代機について「場合によっては3回でも」と、早めの継投も考える。そのためロングリリーフとしてスウィーニーも準備。初回から全開で飛ばせることを可能にした。3年連続CS進出へ、まだシーズンは終わらせない。