<関西独立リーグ:神戸5-0大阪>◇27日◇京セラドーム大阪

 神戸の吉田えり投手(17)が三振を奪った大阪・古屋隆行(22)はぶぜんとしていた。「ナックルが頭にあったので、高めの直球に手が出てしまった。三振したんで、相手がすごいと思います。頭(初球)からストレートが来て面食らった」と緩急に翻弄(ほんろう)された打席を悔しがった。山梨・東海大甲府時代には、04年夏の甲子園で4強に進出。準決勝では、駒大苫小牧と対戦し3安打している。球場全体が吉田の後押しをする雰囲気になっていたのも気になった様子。「ホームゲームのはずなのに、完全にアウェーだった」と舌を巻いた。

 [2009年3月28日9時34分

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