ヤクルトは20日、今オフもFA補強を行う可能性を示した。昨オフに横浜から相川を球団史上初めてFAで獲得した経緯があり、球団幹部も「FA補強をしない球団ではなくなったので、(有資格選手を)調査していくことはあると思う」と説明した。近日中にも高田繁監督(64)を交えた来季編成を話し合う予定。補強ポイントと合致した場合には、阪神藤本敦士内野手(32)やソフトバンク多村仁外野手(32)らの獲得へ乗り出すこともありそうだ。

 一方、海外FA権を取得している五十嵐に関して、同幹部は「選手の取得した権利で、他の球団の話を聞いてみたいというのであれば、それもいいと思う」と宣言残留もOKという見解を示した。

 [2009年10月21日9時21分

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