阪神安藤優也投手(31)が3カ月計画で巻き返しを期す。26日、甲子園での秋季練習に参加。投手陣の中でただ1人、ノースロー調整で下半身を鍛えた。「11月いっぱいまでボールを投げないつもり。投げないことに対する不安はない。肩を休めて、体幹と下半身を鍛え直す」と話した。

 今季は28試合に登板して8勝12敗、防御率3・90。9月1日ヤクルト戦を最後に6戦勝ちなしで終了。「(終盤に)バテたという感じじゃないが、納得できない部分があった。(今季を)振り返って課題は見つかった」。7年ぶりに参加する秋季キャンプでも徹底的に走り込んで体を鍛える。

 「原点に戻るというか、さらに体を強くしたい。3カ月かけて体を鍛え直して、春のキャンプに備えたい」。来年1月下旬までの3カ月間は体力強化に重点を置き、力強さを増して来シーズンに向かう青写真だ。

 [2009年10月27日10時48分

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