首の故障で長期離脱していた阪神赤星憲広外野手(33)が、負傷後初めてダッシュを行った。鳴尾浜で練習を行った6日、40メートルの距離を3本ダッシュした。その前には約40メートルのキャッチボールと、ポール間3往復半のジョギングも行い、順調な回復ぶりを見せた。「(患部の)首はこれぐらいなら大丈夫。体力が落ちている。筋力的なことも(負傷した9月以来)2カ月空いて、そっちの方が時間がかかるかも」と話す額には汗が光っていた。目標に掲げるの春季キャンプでの完全復帰までは、まだ2カ月以上あり「焦らないように」と、はやる気持ちを抑えていた。

 [2009年11月7日11時52分

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