今季で2年契約が終了した巨人セス・グライシンガー投手(34)が新たに来季の契約を結んだことが12日、分かった。推定年俸2億6000万円の1年契約で、2年目は球団側が更新の選択権を持つ。2年間で30勝を挙げたものの、右ひじを痛めてポストシーズンは欠場。来季も契約を更新できるかどうかは微妙だったが、この日までに合意した。

 また、今季15勝2敗の好成績で優勝に貢献したディッキー・ゴンザレス投手(30)とは複数年契約を結ぶ方向で現在交渉中。今年1軍でプレーした外国人選手は全員が来季もチームに残留することが決定的になった。1軍の外国人出場選手枠は4人。原監督は「ロメロだっているしね。これまでとスタンスは同じ。外国人選手が高いレベルで争ってくれることを願っている」と話した。

 [2009年12月13日7時33分

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