日本ハムに新加入の木田優夫投手(41=ヤクルト)と加藤武治投手(31=横浜)が11日、1軍キャンプに合流し、ブルペンで投球練習を行った。これまで2軍調整を行ってきたが、首脳陣に順調さをアピール。ともに14日の阪神戦(名護)に登板する予定が組まれ、昇格即テストが決まった。

 ブルペンでは木田が64球、加藤は45球、初めてバッテリーを組む捕手を相手に直球のほか、変化球を交えながら投げ込んだ。木田は「(持ち球を)1球1球確認した。調整は順調です」と振り返った。

 14日の登板について木田は「登板については監督が決めることなので」とベテランらしく淡々と受け止めた。加藤武は「キャンプ初日みたい」と緊張感をのぞかせながらも「第1、2、3クールと徐々に良くなっている。投球スタイルはリーグが変わっても変わらないので」と実戦登板に意欲を見せた。

 [2010年2月12日10時15分

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