横浜の新外国人で守護神候補のクリス・ブーチェック投手(31=パイレーツ)が26日、フリー打撃に初登板し、打者5人から3奪三振の快投を見せた。初の実戦形式で派手なデビューを飾り「今は球質とコントロールが重要な時期。結果は気にしていなかったが、少し安心した」とほおを緩ませた。最速146キロの直球と切れ味鋭い変化球のコンビネーションで、打者5人を完ぺきに抑えた。「すべての球種を、自信を持って投げられた」と、佐伯には直球、野口にはスライダー、高森にはチェンジアップ、それぞれ違う球種で空振り三振を奪った。

 [2010年2月27日8時5分

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