直倫よ、アラ・イバに挑め-。井端の代役としてスタメン二塁を務める中日の4年目堂上直倫内野手(21)に、辻発彦総合コーチ(51)がゲキを飛ばした。井端は現在2軍戦に出場中で1軍復帰も間近。堂上直にとっては先発落ちの危機だが、同コーチは守備力に太鼓判を押した上で大先輩2人と争う気概を要求した。

 「まだ監督とそこまで話していないけど、井端が戻ってからもチャンスがないわけじゃない。遊撃も、三塁も問題なくできる。守備があいつの武器。守備固めからでも出て(レギュラーを)アピールしないと。今後のチームのためにも、荒木や井端に近づいていかないといけないでしょう」

 6月16日に1軍昇格した堂上直は故障で離脱した井端の代役として二塁を任された。以降、20試合で打率2割1分7厘、1本塁打、10打点。打撃は物足りないが、安定した守備力で先発出場を続けている。

 「(井端さんより)まずは自分のことです。スタメンで出させてもらっているので結果を出したい」。堂上直は今後もがむしゃらにプレーする覚悟を示した。「オレも最初は守備固めだった。そこで(安打を)1本出して、きっかけをつかむんだよ」。黄金時代の西武で不動の地位を築いた辻コーチは自分の経験に照らし合わせた。スター候補生と言われる堂上直にとってはこれからが正念場だ。【鈴木忠平】

 [2010年7月14日11時42分

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