選手への暴力などがあったとして、西武を7月下旬に解雇された大久保博元・前2軍打撃コーチ(43)が、コーチの地位保全と報酬仮払いを求めた仮処分申請の最終審尋が19日、東京地裁で行われた。球団側も出席し、関係者に個別の聞き取りが行われ、約2カ月の審尋が終了。大久保氏の代理人を務める阿部鋼弁護士は「解雇に理由がないことから、大久保氏はこれからも渡辺久信監督をお支えしたい気持ちがあることを強く訴えました」とコメントした。

 [2010年10月20日9時0分

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