日本ハムのドラフト1位斎藤佑樹投手(22=早大)が11日、詰めかけたファン300人に見守られ、1人で千葉・鎌ケ谷の2軍宿舎「勇翔寮(ゆうしょうりょう)」に入寮した。プロ野球人生のスタート地点となる新居へ、持参した荷物はスーツケースただ1つ。思い出の品は「置いてきた」と、輝かしい実績を残したアマ野球時代とは決別した。心機一転、11年1月11日に「1」からのスタートを切った。

 -実際に部屋に入ってみて

 斎藤佑

 以前来たときにも間取りなどは見させていただいていたんですが、新鮮な気持ちです。今日から心機一転頑張りたいです。

 -楽しみと不安は

 斎藤佑

 不安の方が大きいですね。プロ1年目で何もわからないので、慎重にやりたいです。

 -鎌ケ谷の印象は

 斎藤佑

 自然があって空気がきれいで、練習に集中できるなと思いました。

 -同じ早大の大石、福井もそれぞれの道に進んでいる

 斎藤佑

 テレビで合同自主トレをしている様子は見ています。2人には負けたくないという思いはありながら、一緒に頑張りたいとも思います。

 -早大の応武前監督からの言葉は

 斎藤佑

 電話で話をしました。「明日から頑張れ」と言われました。

 -両親とは

 斎藤佑

 話はしましたけど、特別何かを言われたとかはないです。

 -イチローが自主トレで斎藤佑との対戦を夢で見たと話したが

 斎藤佑

 イチローさんに言葉をいただいて、うれしかったです。自分の初夢?

 覚えていません。初詣にも行っていないです。

 [2011年1月12日7時59分

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