おしゃべり好きの朴先生に習おう。オリックス朴賛浩投手(37=パイレーツ)が1月31日、投手陣の指南役に名乗りを上げた。新しい仲間とともにキャンプ地宮古島に到着。全体ミーティングで行われた朴の自己紹介の内容を岡田監督がうれしそうに明かした。
「日本の野球は初めてで、いろんなことを吸収したいというのもあるし、メジャーでの経験はチームのプラスになるし、若い選手が多いし、アドバイスしたいと言うてたわ」。
アジア人最多メジャー124勝を誇る韓国の英雄が教育係を買って出た。お互いを知り、一日も早くチームに溶け込みたいという気持ちの表れに他ならない。
入団会見でも冗舌だった情報も耳にした指揮官は「話、長いんやろ?
今日も外国人の中で一番しゃべりよった。いろんな経験しているからな」と、話し好きの性格を歓迎。選手会長の守護神岸田は「朴さんについていきます」と早くも入学を希望した。
朴を含め、新戦力は19人。「競争は厳しいけど、チームが勝つための競争。新戦力を踏まえると、去年よりチャンスあるよ」。岡田監督は手応えとともにキャンプインを迎える。【押谷謙爾】
[2011年2月1日11時54分
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