あるぞ、交流戦のスタメン左翼!

 阪神金本知憲外野手(43)が、DHが使える交流戦でも左翼守備につく可能性が27日、浮上した。真弓監督は5月17日オリックス戦から始まる交流戦のDHは金本かと質問されて「その時の状態にもよるし、他との兼ね合いもある」とDH以外の選択肢も視野に入れる考えを示した。

 金本は昨季、右肩痛に苦しんで、交流戦はパ・リーグ主催試合ではDH専門だった。しかし開幕から守備をこなしている今季は、右肩の状態が良ければ、守備に入る可能性がある。

 金本はこの日の午前、広島市内のジム「アスリート」で右腕1本でダンベルを上下させるなど、筋力強化に励んだ。試合は雨で中止となったが、スタメン表にも「6番左翼」で名を連ねていた。前日26日には43歳0カ月でセ・リーグ最年長盗塁をマークした鉄人は、パフォーマンスの向上に努力を続けている。