阪神城島健司捕手(35)は、母校でパワーを充電した。13日、阪神を戦力外になった下柳らと立ち上げた「長崎県人会」の活動で、生まれ故郷の佐世保で野球教室を行い、卒業以来20年ぶりに相浦中学校を訪問。なつかしい空気に触れ、新たな力を得た。「学校は変わっていなかった。校長室に立たされた思い出ははっきり残ってます。楽しい時間です。来年への活力というか、故郷はいい」。

 今秋ドラフトでは阪神5位松田ら育成も含めて、プロ選手が3人誕生。「彼らも来年は参加してくれると思う。いい伝統になってくれればいい」と期待した。2年連続左膝手術明けで臨む来季を前に、慈善活動を行って「肘が痛いとか、膝が痛いとかはあるけど、普通に動く分には協力する。去年はベッドで寝ていたので」と話した。