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ロッテ天然新人 東京→武蔵野線→浦和

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1時間近く遅れて入寮したロッテドラフト2位の中後(手前)と4位益田(撮影・柴田隆二)
1時間近く遅れて入寮したロッテドラフト2位の中後(手前)と4位益田(撮影・柴田隆二)

 ロッテの“天然ルーキーズ”がドタバタ入寮した。8日、さいたま市にある選手寮に入寮。新人の門出のイベントだが、思わぬところで個性? を発揮した。

 午後3時すぎに関西方面から到着予定だったドラフト2位の中後悠平投手(22=近大)と同4位の益田直也投手(22=関西国際大)が、なかなか到着しない。しばらくすると関係者に驚きの連絡が入った。「武蔵野線に乗ってしまいました」。電車は東京駅から千葉湾岸方面を走っていた。寮の最寄り駅の武蔵浦和駅には直通で着くが、明らかに遠回り。東京駅から京浜東北線、埼京線を乗り継げば約40分が約1時間半も要した。結局、入寮できたのは午後4時20分ごろだった。

 中後は事前に経路をしっかり調べて上京した。だが東京駅に着き「念のために駅員の方に聞いたら、武蔵野線と言われて」と経路変更。車窓からディズニーランドを眺める、思わぬ電車の旅となった。益田は「結局、5時間ぐらい電車に乗っていた」と苦笑いした。

 ドラフト1位左腕の藤岡貴裕(22=東洋大)も天然では負けていない? 東海大・菅野、広島野村の「ビッグ3」で撮った思い出の写真を忘れた。大学の寮にも「あの2人に負けない気持ちでやってきて、その写真を見て頑張ろうと」と飾っていた1枚だっただけにきまりが悪そう。後日、送ってもらうことにした。

 忘れられない入寮劇となったが、気持ちは引き締まった。中後は寮生活も「こういうところに来たら時間は守るタイプ。今日は守れませんでしたが」と笑いを取った。そして「死ぬ気でやります」。天然ボケではない、純粋な決意表明だった。【広重竜太郎】

 ◆JR東京駅から武蔵浦和駅への主な経路 (1)東京(京浜東北線)~赤羽(埼京線)~武蔵浦和=距離23・8キロ、乗り換え1回(2)東京(京浜東北線)~南浦和(武蔵野線)~武蔵浦和=距離24・4キロ、乗り換え1回(3)東京(中央線)~新宿(埼京線)~武蔵浦和=距離31・2キロ、乗り換え1回(4)東京(京葉線、武蔵野線)~武蔵浦和=距離73・4キロ、乗り換えなしなどがある。所要時間は(1)(2)は約40分、(3)は約50分、(4)は約1時間半。

 [2012年1月9日7時10分 紙面から]









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