中日OB会の幹事会が18日、名古屋市内で開催され、暫定の役員人事が承認された。震災の影響などで昨オフOB総会が開かれなかったため、規約に基づき高木守道氏(70)が会長に残留。OB会史上初めて監督兼会長の肩書がついた。ただし高木氏は「兼任できない」と辞退。OB会副会長の木俣達彦氏(67=野球評論家)が会長代行として会長業務を行うことが決まった。今年11月の総会で高木氏が正式に会長を退き、木俣氏が会長に就任する運びだ。また、木俣氏は自身が09年に特許を取ったゴム製の“グニャグニャバット”をキャンプに持参して、打撃指導に一役買うプランを披露。「このバットはヘッドの使い方が悪いと飛ばない。打撃コーチと相談したい」と意気込んでいた。