右肩痛で別メニュー調整をしているソフトバンク馬原孝浩投手(30)の開幕戦出場が7日、絶望的となった。前日6日に横浜市内の病院で精密検査を受けた馬原はこの日、B組(2軍)に合流し、リハビリメニューを中心にこなした。

 田中トレーナー統括は「傷があるのはあるが、前からあるもの。新しいものではない。08年にも同じような感じでしたし、毎年毎年投げていますから」と説明。ノースロー調整となるため、開幕までの復帰は極めて厳しい状況。長期離脱の可能性もある。

 昨季は7月に右肩の大円筋断裂で約1カ月半離脱したが、今回は08年に開幕アウトとなった右肩炎症とみられる。高山投手コーチは「時間の設定はせずに見ていきたい」と無期限リハビリを覚悟した。08年の復帰は7月だったが、馬原は「トレーナーにすべて任せます」とだけ話した。