日本ハム陽岱鋼内野手(25)が7日、「佑ちゃん撃ち」に意欲を見せた。今日8日の紅白戦前に行われるフリー打撃で、斎藤佑樹投手(23)が打撃投手を務めることが決まった。首脳陣から“初対戦”を打診されて快諾した背番号24は、開幕投手候補からの快打連発を予告。全国区の人気を誇る斎藤を打ち崩し、知名度アップをもくろむ。
紅白戦前の単なる調整では終わらせない。陽岱鋼は大きな野望を持って、佑ちゃんとのフリー打撃対決を心待ちにした。「(対戦するのは)エースでしょ?
彼も有名だし、打てたら自分も有名になる」。トレードマークになった金髪をかき上げ、全開アピールを宣言した。
注目を浴びるであろう舞台を、あえて選んだ。この日、首脳陣から斎藤が打撃投手を務める場面の相手役として打診された。「コーチに(打席に)立ちたいかと聞かれたので、立ちたいですと答えました」と快諾。昨季は主に右翼で141試合に出場した。6年目で主力に成長したが、知名度では後輩の方が上。自分の存在感を全国にとどろかせるため、直接対決で打ち崩すことに意気込んだ。
ポジションは違うが、1軍枠を争う存在としてみている。「みんなライバル。試合では25人しか出られないから」。1軍出場選手登録は28人で、試合では25人がベンチ入り。野手は通常15人前後だが、投手との兼ね合いで人数も変わる。「紅白戦では若い選手みんなにチャンスがある。刺激になるし、自分も必死。(フリー打撃も)そういう気持ちでやりたい」。レギュラー定着へ、格好のアピールポイントと定めた。
チームは栗山新監督となり、定位置争いは横一線からのスタート。「去年は試合に出させてもらったけど、一からアピールしたい」と、危機感を持って今キャンプに臨んでいる。開幕投手候補から快音を連発させ、世間だけでなく首脳陣にも存在を植え付ける。【木下大輔】



