<広島1-6中日>◇21日◇マツダスタジアム

 中日の4番山崎武司内野手(43)が古巣復帰後19試合目で初の決勝打を放った。同点の3回2死二塁。篠田の真っすぐを左翼線に運ぶ適時二塁打だ。「1打席目に打てず悔しい思いをしてたら、また得点圏で回ってきた。何とかしたい、その思いだけ。詰まったけど、思いのほか押し込めた」。初回無死一、三塁の好機は空振り三振。リベンジの一撃だった。第3、第4打席は納得のスイングができず。「前を向いていきたい」と切り替えていた。