<中日4-1阪神>◇26日◇ナゴヤドーム

 阪神先発の久保康友投手(31)は消化不良のまま降板した。4回までは打球を詰まらせ、無失点の力投。1点を先制した5回、自らの暴投などでピンチを広げて同点に追いつかれると、6回には2安打され1死一、三塁のピンチを招いた場面で降板した。ベンチへ引き揚げるときには無念の表情。救援した筒井が森野を右翼へのライナーに打ち取ったが、柴田が捕れず、勝ち越し適時打を許した。「1点もやらない雰囲気がめっちゃ出ていた。自分の仕事はするけど、代えられたら仕事はできない」と話すなど、後味の悪いまま4敗目を喫した。