決死のリハビリで激ヤセ!?

 右肩痛からの復活を目指し、リハビリを続ける阪神の新井貴浩内野手(35)が18日、シーズン中から体重を3キロ減らしたことを明かした。西宮市の鳴尾浜で、キャッチボールやランニングなど約6時間のリハビリトレーニングを行った。治療と並行し、徹底的に体をいじめ抜いていた。

 寒風の吹く鳴尾浜で、汗まみれになった新井貴は「落とそうとは思っていないけど、マイナス3キロくらい。自然に落ちた」と、過酷なリハビリの成果を明かした。肩痛に耐えながら、来季の復活を見据え肉体を鍛え上げる日々。今シーズンの公称体重96キロの男の体は、明らかに絞り込まれていた。新井貴は「今はリハビリだけだから、本格的な動きをしてみないとわからない」と話すが、体のキレが増す可能性も高い。

 鳴尾浜でのリハビリは25日まで続くが、以降も自身で体を動かし続ける。場所などは未定だが、年末年始も「やるやる、場所を見つけてやる感じ」と休むことなく、トレーニングを継続するつもりだ。レギュラーポジション、そして4番の座をつかむため、なりふり構わず自らを鍛え抜く。