<中日7-1広島>◇14日◇ナゴヤドーム

 中日は、今季初の2番井端弘和内野手(37)が大当たりだ。不調の気分転換も込められた往年の指定席。初回は戸田の死球が左足首付近に当たり、ヒヤリとしたが歯を食いしばり、和田の適時打で2点目のホームを踏んだ。ベンチ裏でアイシングと電気治療を受けると、4回の第3打席では梅津から右翼線へ11試合ぶりタイムリーとなる2点二塁打。リードを6点に広げて試合を決めた。「自分にとって大きい1本。久々にバランスよく振れました」。死球がケガの功名に?

 本人は苦笑いだった。