ソフトバンク武田翔太投手(20)が予定していた26日ヤクルト戦(神宮)先発を回避することが濃厚となった。故障ではなく調整が目的。高山投手コーチは「少し疲れている。フォームを見直さないといけない。少し時間をあげないといけないが、長いか短いか、明日(22日)に監督と話をする」と説明した。

 時間を要するとの判断なら、出場選手登録を抹消する可能性もある。26日の先発は、20日に来日初勝利を挙げたパディーヤが有力だ。

 武田はここまで8試合に先発し2勝2敗、防御率2・54。摂津が発熱、大隣が腰痛、パディーヤが右前腕の張りなどで離脱する中、チームでただ1人開幕ローテーションを守ってきた。最近3試合は白星がなく、与四球29は両リーグ最多と制球を乱す場面が多かった。郭泰源投手コーチも「ややバランスを崩している」と心配顔だった。