左膝痛を訴えて3試合連続欠場中の中日エクトル・ルナ内野手(33)が11日、球宴は辞退しない考えを明かした。「出ないと(復帰が)8月になってしまう。それは避けたい」。辞退すれば後半戦10試合の出場停止処分を受け、最短復帰は8月4日のDeNA戦以降になる。懸命の治療を施し、球宴前に完全復活する意気込みだ。10日に「腸脛靱帯(ちょうけいじんたい)炎」と診断されての一夜明け、この日はナゴヤ球場室内でジョギングやフリー打撃や軽めのノックを消化した。ただし、全力疾走は回避して左右の動きにも不安を残した。12日からの巨人3連戦については「途中からでも出たい。何か力になりたい」と話すにとどめスタメン復帰は先送りされそうだ。