<西武5-9ソフトバンク>◇13日◇西武ドーム

 中継ぎの西武涌井秀章投手(27)とは、まるで別人のようだった。2週間ぶりの先発復帰戦で、2回までに5失点と精彩を欠いた。サファテの故障離脱で、一時的に抑えに回った前回登板まで5試合無失点。中継ぎで復調のきざしをつかみ、中3日で先発に戻った途端、ミス連発で自滅し「先発だとコースを狙いすぎてしまう。良くなってきたのに、こんなんじゃ」と肩を落とした。

 自信のある守備から乱れた。4失点した2回、1死満塁で投ゴロを捕球後、本塁に悪送球。ミスへの対応が遅れて3者の生還を許し「(三塁走者が)本多さんで焦りがあった」と悔やんだ。バント処理のお手玉で計2失策、投球をバックネットに直接当てる大暴投、2者連続死球と、らしからぬミスが続いた。

 今季先発10試合目で5失点以上が7度。渡辺監督は「これだけ試合を壊しては、先発として失格」と適性を問題視。結果を出している中継ぎへの再転向も含め、配置転換を検討した。