中日が24日、ナゴヤ球場での秋季キャンプを打ち上げた。最終日ながら、輪になっての一本締めなどお決まりの儀式はなし。厳しさを前面に押し出す谷繁元信捕手兼任監督(42)は「自分がどういう選手になりたいか、どうやってプロ野球の世界で生きていきたいかを考えれば、おのずと今後もやるべきことは分かるはず。まだまだこれからということです」と説明。オフでも、鍛錬に終わりなしといったメッセージが込められたようだ。

 代わり?

 の締めのメニューはタイヤ引きリレーと罰走。野手陣は連日真っ暗になるまで打撃投手などでサポートしてもらった裏方さんに全員であいさつ。こちらは佐伯2軍監督兼打撃コーチの発案だった。随所に谷繁イズム満載の秋季キャンプ。来春のキャンプでは6勤1休のハード日程が復活するとみられる。