阪神は24日、今季チーム勝ち頭の12勝で最多奪三振(183)のタイトルに輝いたランディ・メッセンジャー投手(32)と、来季契約を締結したと発表した。出来高込みの2年総額5億円(推定)で残留決定。メッセンジャーは米国から球団を通じてコメントを寄せた。

 メッセンジャー

 また、阪神に戻ってくることができ、大変興奮しています。来シーズンはまずローテーションを守り、200イニングを投げられるようしっかりと準備して日本へ行きます。

 メッセンジャーは今季196回1/3を投げ、リーグトップの投球回数を記録。12年には196回2/3をマークしているが、200イニング超えは経験がない。5年目のシーズンは、初の大台超えを目指す決意だ。一時はメジャー流出の危機にさらされたが、先発ローテの軸となる右腕の残留決着に、中村GMも「彼は来季、どうしても必要な戦力だった。200イニング近く投げられるような投手は、なかなかいない。来季も今季以上の活躍を期待したい」と話した。

 これまで4シーズンを阪神で経験。03~09年に在籍したジェフ・ウィリアムス投手が7年所属しており、今回の2年契約で6シーズン活躍となれば、最長記録更新も見えてくる。今季はエース能見に代わって開幕投手も務めており、すでに虎の顔とも言える存在の右のエースは、来季Vに欠かせない。【宮崎えり子】

 ◆虎の長生き助っ人

 投手ではウィリアムス(03~09年)の7年間が最長。先発タイプでは、93~98年の6年間、郭李建夫が在籍しているケースがある。また球団史上最多の100勝を記録したバッキーは62~68年の7年間在籍した。野手ではカークランド(68~73年)とバース(83~88年)の6年が最長。