阪神の南信男球団社長(59)が新助っ人コンビに期待した。8日は四藤慶一郎専務取締役、高野栄一球団本部長らとともに、大阪市北区中之島の日刊スポーツ新聞社を訪問。新年のあいさつとして、松本督代表取締役社長らと懇談した。

 昨季は5位から2位へ浮上したが、得点力不足に泣いた。9年ぶりのリーグ優勝を狙う今オフは、4番候補としてマウロ・ゴメス内野手(29=ナショナルズ)を獲得。「ゴメスは見た人みんながいいと言う。ラテン系は好きなんです。身体能力が高いですからね」と、ドミニカ共和国生まれの大砲を楽しみにした。

 守護神候補には、韓国通算277セーブの呉昇桓(オ・スンファン)投手(31=サムスン)が加入した。「笑わない」と評判の剛腕は母国で「石仏」のニックネームを持つ。「ゴルゴでいいじゃないですか。ゴルゴ22で」と、有名漫画と背番号を合わせた愛称を提案していた。