昨年までDeNAでプレーしたアレックス・ラミレス外野手(39)が14日、高崎市内でBCリーグ群馬の入団会見を行った。新しいユニホームに袖を通し「自分が活躍できるかどうかを疑えば、ここには来ない。まだ高いレベルでやれる自信がある。引退を考えたことはない」と、NPB復帰を最優先目標に掲げた。

 外国人初の名球会選手に、給料の多寡は関係なかった。選手としてはリーグ規定上限の月給40万円。兼任する打撃コーチ分を含めても推定月給は80万円だ。支払いは最長でも4月から9月までの6カ月で、NPB入りが決まれば打ち切りとなる。巨人時代は最高年俸5億円、DeNAでも3億5000万円を稼いでいたが「私はとても幸せ。お金の問題ではない。ユニホームでフィールドに立つことはプライスレスだ」と笑顔を見せた。

 今後は3月上旬にチームに合流予定。「群馬でもパフォーマンスを続けたい」と意気込んでいた。