ソフトバンクの王貞治球団会長(74)が27日、日本一をつかんだナインに年俸アップ要求のススメを説いた。福岡市内で行われた球団納会で選手らを前にあいさつ。「今日この会を最高の気分で迎えることができたのは自信にもなるし、その達成感、大きな強い思いがあると思う。日本一を獲得したホークスの一員としてこの喜びを味わってほしい」と話し「フロントの方もいますが、給料もどんどん上げてもらってください。今年は覚悟してますから」と、金銭交渉が暖冬モードであることを明かした。

 今季、ソフトバンクの選手の総年俸は、45億1200万円の巨人に次ぐ球界2位の37億5100万円。球団はこれまでも豊富な資金力を生かし、活躍した選手には相応の評価を下してきた。後藤社長も「頑張った人にはしっかりやっていきたい」と話しており、3年ぶりの日本一を飾った今オフも選手たちの年俸アップ要求はすでに計算済み!?