ヤクルト真中満監督(43)が29日、ウラディミール・バレンティン外野手(30)と来日後に個別面談をする考えを示した。同外野手は10月に米国で左アキレスけん痛の治療のために手術を受け、現在はリハビリ中。来日は未定だが、真中監督は「1回話をするつもり」と明かした。負傷の影響があったとはいえ、今季は緩慢な動きが目についた。だが真中監督は「無難な守りになっている。1年目はもっと打球にチャージしていた」と、積極的な守備を面談で求めていくつもりだ。

 さらに真中監督は「全力で走れないなら使わない。長いスパンを考えると無理をさせてパンクさせる必要はない」と状態次第ではバレンティン抜きの開幕も覚悟し、「分かり合えるようにコミュニケーションを取ってやりたい」。対話重視で気分屋の主砲を乗せていく。