走攻守3拍子そろったドラフト候補の習志野(千葉)・山下斐紹(あやつぐ)捕手(3年)は4番兼司令塔の大黒柱だ。オープンスタンスですり足気味に左右に打ち分ける。春の千葉県大会では4割7分6厘をマーク。178センチ、74キロと50メートル5秒9の俊足を生かした三塁打が多いのが特徴だ。守備では遠投115メートル、二塁までの送球に要する時間は1秒79とプロにも匹敵する強肩と抜群のフットワークが魅力で「バント処理を見てほしい」と頼もしそうに言い切った。