横浜村田修一内野手(29)がキャプテン契約を結んだ。15日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4000万円減の2億2000万円プラス出来高でサインしたが、出来高の新項目としてチーム順位、CSなどのポストシーズンの進出に応じたものが追加された。「他のチームより強い意識を持ってやらないといけない。(日本シリーズまで)限りなく遠いところにいると感じてるので…」と決意をにじませた。

 3年連続の最下位から順位を押し上げるには、本塁打王のタイトル奪回が第1歩。来季から導入の低反発球に対応するため、バットを軽くする考えも披露した。「秋季キャンプで打ってみて、バットの重さだけでは飛ばないと感じた」と、07年から使っている970グラムのバットを930~940グラムに変える。しっかりしたスイングでとらえることが狙いだ。「個人的には40本塁打も打ちたいし、3割も100打点も打ちたい」と、プレーでけん引する主将として、チーム順位出来高の満額を狙う。