ボクシングの東洋太平洋スーパーバンタム級王者和気慎吾(27=古口)が2日、都内のジムで練習を公開した。

 10日のIBF世界同級挑戦者決定戦(東京・後楽園ホール)に向け、12回のミット打ちを敢行。気合十分に得意の左を打ち込むと「これに勝てば世界。チャンスは自分で作る」と力を込めた。対戦する同級3位タワチャイについては「右を大きく振ってくる印象。身長が低いのでバッティングに注意したい」。先週指導を受けた元世界王者の鬼塚勝也氏ら、400人以上が応援に駆けつけるという。