立ち技打撃格闘技のK-1は26日、「K-1ワールドMAX 2024」(7月7日、代々木第2体育館)の参戦選手および、一部対戦カードを発表した。

同大会では「-55キロ世界最強トーナメント1回戦」が行われることが決定。K-1から金子晃大(27=K-1ジム自由ケ丘/FROG GYM)、玖村将史(25=K-1ジム五反田チームキングス)、璃明武(りあむ、23=K-1ジム総本部チームペガサス)、大久保琉唯(19=K-1ジム・ウルフTEAM ASTER)の4人が出場することが発表された。

同トーナメントは8人で行われ、1回戦ではK-1の4人はそれぞれ海外強豪選手(未発表)と対戦する。1回戦に勝つと9月29日の準決勝、決勝に進むが、K-1の4人が1回戦を突破した場合、準決勝は金子VS璃明武、玖村VS大久保の組み合わせとなる。

カルロス菊田プロデューサーは「3月20日の-70キロトーナメントでは(日本人選手3人が敗れ)残念ながら“日本人最弱”“日本人玉砕”という結果となってしまいました。この-70キロにおいては日本人は全く世界に通用しないことが残念ながら証明されてしまいました。この10年でK-1は特に中軽量級にシフトしてきました。私は思うんですけれども、金子選手そして玖村選手、この-55キロであれば、日本の強さが世界に通用するんじゃないかと信じています。この-55キロであれば日本最強だと、今回発表する選手たちが証明してくれるんじゃないか」と期待した。

未発表の4選手に関しては海外強豪選手を中心に選考中だが、国内他団体の日本人選手で参戦に名乗りを上げるつわものが現れれば、トーナメントに加える可能性を排除しないという。

このトーナメントは武尊が15年に初代王者に輝き、17年に武居由樹が、22年には金子晃大が王者となった、K-1でも最重要トーナメントと言って過言ではないもの。誰が第4代王者となるのか、激闘が予想される。