WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者内山高志(35)、同ライトフライ級王者田口良一(28)が3日、所属するワタナベジムがある都内の品川区役所を表敬訪問した。

 10年1月の王座奪取以降、4度目の訪問となった内山は、浜野健区長に10度目の防衛成功を報告。先月27日に、左ひじの遊離軟骨除去の内視鏡手術を受けたばかりとあり「以前は痛みで完全に伸ばせなかったが、パンチもこれまでより速く打てると思う」と明るい表情で経過を説明した。浜野区長は「さらに防衛を重ねて、ボクシング史上に残る選手になっていただきたい」と激励していた。