ボクシングのWBO世界バンタム級1位赤穂亮(28=横浜光)が、王座奪取のため心身の準備を進める。

 8月7日の同級2位プンルアンとのWBO世界同級王座決定戦(タイ・バンコク)に向け、6月30日は横浜市内のジムで11回のスパーリングを消化。タイの気候を想定して暖房を入れた中、持ち味のパワフルな動きを見せた。「相手は好戦的な選手だが、打ち合いは上等。そういう展開になれば自信がある」と力を込めた。今週末から石井一太郎会長とともに、2泊3日でバンコクを訪問予定。石井会長は「雰囲気の確認と、食事や移動面の準備が目的。リフレッシュも兼ねているので、タイを好きになって、敵地だと考え過ぎないようにさせたい」と話した。