プロボクシングの帝拳ジムは10日、WBC世界バンタム級王者・山中慎介(32=帝拳)が、9月22日に東京・大田区総合体育館で、同級3位アンセルモ・モレノ(31=パナマ)と9度目の防衛戦を行うと発表した。

 モレノは元WBA世界同級王者で、10年8月の7度目の防衛戦後にスーパー王者に昇格。昨年9月にファン・カルロス・パヤノに6回負傷判定で敗れるまで、6年4カ月の在位期間に12度の防衛を果たした強豪だ。

 都内で会見した山中は「試合が決まった時はテンションが上がったし、興奮した。リスクもある相手だが、対策をしっかり考えて戦いたい。これに勝つことでさらに成長できると思う」と話した。

 戦績は、山中が23勝(17KO)2分け。モレノは35勝(12KO)3敗1分け。