リアルジャパンは27日、都内の事務所で会見し、12月9日の後楽園大会に、全日本の諏訪魔(39)が初参戦すると発表した。

 諏訪魔は、佐藤光留と組んで、スーパー・タイガー、アレクサンダー大塚組と対戦する。前レジェンド王者だったスーパーが、船木にベルトを奪われ、再起第1戦の相手に選んだのが諏訪魔だった。初代タイガーに対戦を直訴し、両団体の話し合いで出場が決定した。諏訪魔は「ビッグネームが多く出ている団体で、すごく真剣なシリアスな戦いを追求している団体として遠くから見ていた。オレがリングに上がることを認めてもらって、感謝している」と話した。

 スーパーは「ベルトという枠が取れて、ボク自身がより一層、大きくなっていかなければならない中で、誰と戦えば自分が変われるかを考え、諏訪魔選手をお願いした。あえて、団体の垣根を取り払って挑んでいきたい」と話した。