プロボクシングの前WBC世界スーパーフェザー級王者三浦隆司(帝拳)から昨年11月に王座を奪った現王者フランシスコ・バルガス(31=メキシコ)が、21日に受けたドーピング検査で禁止薬物のクレンブテロールに陽性反応を示したと、28日(日本時間29日)に米スポーツ専門局ESPNなどが報じた。

 6月4日の元2階級王者サリドとの初防衛戦に向け、メキシコでトレーニングを続けていた。契約するゴールデンボーイ・プロモーションは「メキシコで食べた肉にクレンブテロールが含まれていた可能性が高い」と故意ではないと主張した。